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■ 京の歳時記 ■

 四季折々の花に囲まれ歴史を刻んできた京都。
 花と緑が織り成す1200年の都に、今も引き継がれている心と魂…それが京の祭り。

▼葵まつり<5月15日>

古く源氏物語にもその様子が記されているように、まず祭りといえば葵祭りをさしました。
欽明天皇(539〜571)の頃に始まったといわれる葵祭りは、王朝風俗を装い御所から上加茂神社へと巡行して行きます。その光景は、当時の雅な様子を今に十分感じさせます。
<朝10時半出発〜午後3時半>
葵まつり

▼祇園まつり<7月17日>

7月1日から29日までの一月間、都は祇園祭一色と言っていい程に賑わいを見せます。中でも16日の宵山(よいやま)は、コンチキチン、コンチキチンの鐘の音を聞きながらゆかたを着て鉾(ほこ)を見て街中を歩きます。特に有名なのは17日で、街の中を若集たちが鉾を引くの山鉾巡行は最大の盛り上がりをみせる夏の一大イベントですす。
<貞観11年(869)疫病が流行し病魔退散を祈願し66本の鉾が立ったと言われている>
祇園まつり

▼五山の送り火(大文字)<8月16日>

京の夏の終わりをつげる行事として、五山の送り火があります。精霊の送り火は東山の「大」、松ヶ崎の「妙法」、西加茂の「船形」、衣笠山の「左大文字」、北嵯峨「鳥居」と順次灯されてゆき、各家々では、大人も子供も手を合わせて静かに精霊たちを見送ります。
<夜8時頃〜30分間>
大文字