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組合創立二十周年に向けて

  京都府花商協同組合の組合員の皆様、平素は組合の運営並びに諸事業に対しまして格別なご理解、ご協力を賜りまして心より厚くお礼申し上げます。
 新市場も開業より一年が経過しました。組合事務所も同時に移転しまして早一年が過ぎました。冷暖房の完備した中での機会競り及び手競り、すばらしい環境設備の中での競り風景は一見穏やかにも見えますが、現実は厳しいものがあります。時代の流れに対応しながら組合員の皆様と共に一歩一歩少しでも前進して行きたいと考えております。
 組合創立二十周年になります平成18年5月25日の総会に向けて記念事業推進に取り組んでまいります。
 記念事業内容として、組合創立二十周年誌・花塚建立四十五周年にあたり復刻版の出版、功労者表彰、記念式典等を計画しております。
 又、京都府花商フラワー装飾技能職業訓練校が、4期目を迎える事が出来ました。皆様と共にこの訓練校も時間をかけて大きく育てていきたいと考えております。
 これからは教育性=人間性をひき出すことがなによりも大事になるように思います。それが社会をよくし、企業利益にもつながります。
 日本経済はいま、重大な転機を迎えています。バブル崩壊から十数年が経過してようやく日本も旧い時代が終わり、新しい時代が始まろうとしています。おそらくこのままでは資本主義経済はあと数年で崩壊するだろうと言われています。しかし,未来はわれわれが創るのです。組合員の皆様と共に又よい未来のために、われわれには準備(思い)と行動が必要です。
 組合としましては、組合員の皆様に少しでもお役に立てるように又喜んで戴けるような組織(社会性の追及)作り、しくみ(教育性の追求)作りを考えております。又カード事業、インターネット事業、物流事業、教育研修、職業訓練校、フラワーギフト券、花灯ろう装飾、(社)日本生花商花協会主催の第27回全日本花卉装飾技術選抜選手権大会の実施、新市場への対応、花と緑の市民フェア等の事業に取り組んでまいります。積極的に事業にご参加下さいますよう宜しくお願い申し上げます。と共に私も組合の事業に真剣に取り組んで参りたいと考えております。豊かな情報と体験こそがよりよい発展に不可欠だと考えています。そしてお客様に感謝する気持ちを常に忘れないと言うことです。
 花店は、そこに存在するだけで人々の心を明るくしてくれます。我々業界もよりよい社会創りの責任の一端を担っています。今こそお互いに心寄せ合って業界を元気にする時です。
 我々は明るい社会創りのため、組合をあげて最善を尽くして行く所存です。
又組合員の皆様、並びに役員の皆様のご支援ご協力によりまして、微力ながら組合の事業運営が出来ました事は誌上をかりまして重ねて厚くお礼申し上げます。
どうぞ変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。