京花協では例年通り、即売会や装飾、デモンストレーションに参加し、たくさんの花情報を発信。中でも「環境の明暗」と題された青年部の大装飾は、ファミリー向けのカラフルな展示が多い中、黒とワインレッドを中心としたクールでスタイリッシュなデザインが注目を集めていた。 諏訪青年部長は「若手の作品として、高級ブランドのブティックのディスプレイにも対応できる、お洒落なデザインを狙った。ある意味花を傷つける職業として、究極の傷め方を考えた結果が黒く塗りつぶすこと。油性のスプレーでペイントしています。青年部の約20名が各自の個性を生かしながらお互いに学びあい、楽しみながら作った作品で、そのプロセスこそが最大の目的。評価は二の次です。」と語った。未来への希望を表す「明」の部分を白、不安の「暗」の部分を黒で表現した今回の作品、評価はかなり高いようだ。
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