流通センター１階では８月13日より場内に新たに13台の冷房用空調機が稼働
し、室温上昇の防止、鮮度
保持等のコールドチェーン
化に努めている。また、こ
れに併せて東側シャッター
に別途カーテンも設置され、荷積み等の効率化も図られた。
　これまで定温庫が設置されていたものの、産地からは保冷設備のあるトラックでのバケット輸送など、定温での流通が増えてくる中、定温庫以外の場所での空調機の設置と夏場の定温での温度管理が強く求められていた。
　場内全体をシャッター、カーテンで遮断し、空調機を稼働させると夏場では10度程度の温度低下が見込まれ、涼しく快適な環境で花きを保管することができる。これで荷受・荷捌・セリ待機・出荷にいたるすべての段階でコールドチェーンが完成し、少しでも持ちのよい花を望むエンドユーザーの声に応えることができる。
　センターを利用する花屋としては、空調中のシャッターの閉開や、シャッター近辺での駐停車やアイドリングに充分な注意を払い、定温維持に協力していきたい。