トップページ
コンテンツ
イメージ

 爽やかな五月晴れに恵まれた5月22日、今年も東山区・霊山観音講堂にて第22期通常総会が開催された。今総会は組合員総数214名中、99名の委任状を含む161名の出席により無事成立。冒頭の挨拶で藤田理事長からは、各事業に対する組合員の協力に感謝の意を述べるとともに、販売方法を工夫した今年の市民フェアで大きな成果が生まれたこと、また、エクソンモービル社との契約によるガソリン代のコストダウンなど、うれしいお知らせがあった。これからも様々なメリットの実現に向け、各加盟店の理解と協力を求めた。
 ケガで欠席の青年部・諏訪匡史部長にかわり、急きょ川瀬健一氏を代理人とする司会のもと、平井泉氏を議長に、また議事録署名人には安田郁雄・早崎敬一の両氏を選任し、第1号から8号までの議案を検討した。
●第1号議案 平成19年度
事業報告(吉村専務理事報告)昨年の事業の結果を報告し、定款第1条にある「組合員の経済的地位の向上」を目指した今後の運営方針をともに報告、承認。
●第2号議案 平成19年度
収支決算書承認の件及び監査報告(内藤誠三氏報告)
決算額16、941、515円。当期利益△332、045円。前期繰越金0円。当期未処分利益△332、045円。余剰金処分額332、045円。次期繰越金0円。監事岡田勇・大八木久喜両氏の監査により承認。昨年度の未処分利益△927、567円より大きく圧縮された。
<質疑応答・意見要望>
・赤字決算の原因と分析は?
昨年度の赤字の影響があった。支出については抑えることができたが、組合員の減少もあり、収入の面で予算を下回った。改善策として、今回から総会後の懇親会を会費制に変更し、支出自体を抑えることはもちろんの事、直接収支に影響することではないが、ガソリン代のコストダウン等、組合員のメリットを増やすことで間接的に還元する。
●第3号議案 平成20年度事業計画案(吉村専務理事報告)
承認。新企画として、隔月開催ペースで技術指導を中心にした、花屋運営のための勉強会が実施される計画が組み込まれた。組合員だけでなく、非組合員にも門戸を広げ、参加費に格差を設けることで収入・新規組合員両面の拡大を目指す。花屋経営に重点を置いた講義内容で、訓練校との差別化・両立を実現する。
●第4号議案 平成20年度
予算案承認の件(内藤誠三氏報告)
前年度1、850万円に対し、大幅減の1、700万円の緊縮案として承認。 
●第5号議案 役員報酬決定の件(藤田理事長報告)
次年度も無報酬にて承認。
●第6号議案 組合借入金
額最高限度額決定の件(藤田理事長報告)
借入は可能な限り抑えることを前提に1、000万円を限度として承認。
<質疑応答・意見要望>
・実際の借入額は?
枠のみ1、000万円とし、実質借入額は500万円。利息も抑えるよう、努力している。
●第7号議案 賦課金徴収方法改正の件(吉村専務理事報告)
新聞63号のQ&Aコーナーの記事を資料として説明、報告。来年の総会後の6月を第1回目引落として承認。
<質疑応答・意見要望>
・旅行等、支部ごとに集めている金額の扱いは?
現在のところ、さまざまな面から検討中。最終方針が決定次第、連絡する。
●第8号議案 その他の件
特に質問等はなく、これをもって第22期定期総会は無事に終了した。

 総会後、本堂にて物故者法要が営まれ、ご冥福をお祈り申し上げた。
 僧侶による読経と招霊の中、参列者たちはしめやかに香を手向け、生前を偲んだ。
  続いて花塚供養祭が行われた。花塚前にはこの日、一番多数の組合員が集まった。
 萬花の霊を慰め、先人たちに日々の生業への感謝を捧げる祭文が読み上げられると読経の中、白菊を供える列が続いた。
 我々の計のために、手折られてくれる無数の花たちと、今日の基礎を築いてくれた先達への感謝を日々忘れることなく、組合員全員が笑顔で来年のこの日を迎えたいものだ。