4月24・25日の両日、「京・ゆめ・花文化」〜京を愛でる 四季の香り〜をテーマに、今年も京都市勧業館「みやこめっせ」で第41回目になる花と緑の市民フェアが開催されました。
京花協では「春のかほり」のテーマのもと自由花を、また「ほのか」と題するテーブルアレンジ、そして自由テーマのギフト作品を出展。青年部は帯と青竹の組み合わせが美しい「京薫路」と銘したアーチ状の大装飾を出展し、菖蒲で彩ったその花道ではカメラに収まるたくさんの方の姿がありました。
毎年、仕入に頭を悩まされる即売会ですが、みなさまのご協力にくわえ、会場内でベストポジションが得られた結果、初日のオープンとともに多くのお客さまがかけつけてくださいました。
京都市産業観光局農林振興室農業振興整備課の発表によれば、今フェアの入場者数は合計24200名。こちらでもやはり「香り」
に着目した展示方法やイベント内容を高評価しています。不況による低予算の中、装飾花や展示、即売コーナーの設営が最低限しかできず、シンプルすぎて雰囲気が寂しいという意見も寄せられました。
花を生業とするわたしたち京花協も、花のプロとして、低コストでありながらも市民のみなさまに楽しんでいただけるような花のあるくらしの良さを、どんどん発信していきましょう。
|