5月としては肌寒い27日、東山区・霊山観音講堂において第24期通常総会が開催されました。大河ドラマの影響か、例年になく平日としては観光客の姿が目立ちました。
開会にあたり、藤田理事長は厳しい経済状況下での加盟店の参加にまず感謝の言葉を伝え、限られた予算内で効果的な組合運営に取り組む決意を述べました。
総組合員数188名中、102名の委任状を含む136名の出席により今総会も無事成立し、青年部の辻井一由部長による司会のもと、議長を永山岳史氏が、また議事録署名人を川瀬健一・吉村賢一の両氏が務め、第1号から8号までの議案についてそれぞれ報告と検討が行われました。
●第1号議案 平成21年度事業報告(吉村専務理事報告)
昨年の事業の結果と今後の運営方針をともに報告、承認。
花屋にとって生きた知識と技術が学べる技術講習会が定期的に開催されるようになり、アンケート結果にも見られるように参加者から大変好評を得ていると、うれしい報告がありました。
●第2号議案 平成21年度収支決算書承認の件及び監査報告(内藤誠三氏報告)
決算額15,743,024円。当期利益584,974円。前期繰越金△74,767円。当期未処分利益510,207円。余剰金処分額130,000円。次期繰越金380,207円。
監事吉田忠史・岡田勇両氏の監査により承認。組合員も減少し賦課金収入も減少する中、コストを圧縮した運営により昨年度の赤字をわずかながらも脱出することができました。
<質疑応答・意見要望>
・フラワーセンターの今後の状況を教えてほしい。
詳細は未定ながらも解散が決定し、6月末に専門委員会から報告がある予定。気になる出資金については返金されても大幅な減額と見込まれる。
●第3号議案 平成22年度賦課金の額及び徴収方法の決定の件(吉村専務理事報告)
従来通りの金額で承認。開始から1年を経た自動引落の達成率は86%で、25店舗が未対応。全店舗に対応してもらえるよう、今後も普及に努めます。
●第4号議案 平成22年度事業計画案(吉村専務理事報告)
従来通り、大きな変化はなく、別記の通り承認。
●第5号議案 平成22年度予算案承認の件(内藤誠三氏報告)
前期決算額約1,578万円に対し、1,526万円として承認。
●第6号議案 役員報酬決定の件(藤田理事長報告)
現行通り、引き続き無報酬として承認。
●第7号議案 組合借入金額最高限度額決定の件(藤田理事長報 告)
実際の借入は500万円とし、新たな借入もありませんが、余裕を持った設定枠として1,000万円で承認。
●第8号議案 その他の件
特にありませんでした。
以上、全議案は承認され、和やかなムードの中、今総会を無事に終えることができました。
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