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謹賀新年

 京都府花商協同組合の組合員の皆様、新年明けましておめでとうございます。

 新年に当りまして一言ご挨拶申し上げます。また旧年中は組合の運営並びに諸事業に対しまして格別なご理解、ご協力を賜りまして心より厚くお礼申し上げます。

 組合も昨年の役員選挙により、新しい役員体制のもとで第26期目を迎えることができ、おかげさまで花塚建立50周年事業も無事終了致しました。本年度も充実した組合事業に取り組んでまいります。  長引く景気低迷の中で、花き業界を取り巻く情勢は依然厳しく、我が組合の組合員数も毎年、減る傾向が続いています。そうした中で、3月11日に発生した東日本大震災。連動して発生した大津波、さらに甚大な原発事故の影響で、日本経済は文字通り、存亡の危機に直面しています。この被害に対し、当組合でも日花協本部を通じ、皆様のご協力のもと義援金を贈らさせていただきました。皆様には大変なご理解をいただき感謝申し上げます。被災地の一日も早い復旧・復興を願うばかりです。われわれ日本人の力で復興に協力していきたいと決意を新たにしております。
 我々を取り巻くこの困難をどのように乗り切り、組合員の減少にも歯止めをかけていくか…、花き産業全体の振興を図っていくことが何より大切と考えております。
 省みますれば、金融危機に端を発する世界的な大不況が日々深刻さを増す中、我々組合員は何があろうと、あくまでも前向きに人間として正しく生きておれば、問題はないものと考えております。時代の流れに押しつぶされないように、逆手にとるくらいの心構えで、皆様と共に企業利益につながるよう、一歩一歩少しでも前進して行きたく思います。そのためにも組合の運営に積極的に生き残りをかけて取り組んでまいる所存です。
 京都府花商協同組合の定款より、第1章 第1条(目的)を引用いたします。「本組合は、組合員の相互扶助の精神に基づき、組合員のために必要な共同事業を行い、もって組合員の自主的な経済活動を促進し、かつ、その経済的地位の向上を図ることを目的とする。」この根本(目的)の原点にかえり、組合員の皆様に少しでもお役に立てるよう、又喜んで戴けるような組織(社会性の追及)作りやしくみ(教育性の追求)作りを考えております。これまでにもさまざまな事業に取り組んで参りました。クレジットカード対応、インターネットの展開、物流事業、ガソリンカード、自動車リースの斡旋、教育研修講座の開催、職業訓練校の運営、フラワーギフト券の取り扱い、パソコンのメンテナンスのご紹介、そして市場への対応や、花と緑の市民フェアへの参加など…。これからも、皆様のご要望を取り入れながら、新しい事業にチャレンジして参ります。どうぞ積極的な事業へのご参加をお願い申し上げます。  本年度もどうぞ変わらぬご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、新年の挨拶にさせて頂きます。