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 年末・年始商戦を目前に控え、青年部主催のポップ講座が開かれました。

 「お客様はいつも新しい発見を求めています。いつも店頭が同じ表情では、安心感はあるかもしれませんが、飽きられてしまいます。ポップは“もの言わぬセールスマン”とも言われ、お客様の購買意識に大きな影響を与えてくれます。インパクトのあるポップを作り、新たな商品を発見してもらい、興味をもっていただければ予定外の商品も買ってもらえますよ」と講師の三輪由佳里さん。


一番左が講師の三輪さん

テーブルの上にはカラフルな不織布やダンボール、ネットなどいつもお店にあるものが用意され、これらを使って看板ポップの作り方を学びました。 2枚の色違いの不織布を絡めればカラフルな縁取りに、2つ折りにした不織布をねじりながら巻いていくと綺麗なバラの花ができあがります。

 色紙を見ると文字を直接書き込みたくなりますが少しお待ちを。白い紙に書いてから、土台の色紙に切り抜いて貼ると、マーカーの色が紙の色目に左右されることがありません。また、失敗してもやり直しできますし、レイアウトも試してから決めることができます。この辺り、講習会だからこそ教えてもらえるアイデアですね。


商品インパクトと説明を一度に表現できます
 また、文字を書くときは最初にまず小さいアウトラインを書いて、それから太らせたり囲ったり、影をつけたりの「足す」作業をしていけば詰まりすぎの失敗を防ぐことができます。アルファベットなど、角ばった文字の囲みや影は比較的カンタンですが、ひらがななどの丸い系はことば全体を丸く囲えば可愛く仕上がります。

 この日集まった受講者は約20名。小学生の図工の時間に戻ったように真剣にかつ賑やかに、手元のポップと向かい合っていました。クリスマスやお正月を目の前にしたタイムリーな企画と好評で、中身の濃い2時間でした。