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第46回花と緑の市民フェア 今年も4月18・19日の2日間、岡崎のみやこめっせで「花と緑の市民フェアー京からつながる花の響宴ー」が開催されました。

開演の1時間以上も前から、フェアをこころ待ちにするお客さまが列をなしていました。午前10時、京都市消防音楽隊による楽しいビートルズメドレーの演奏とともに、入場扉が開かれました。

展示・販売・イベント・カルチャー教室に茶店等、たくさんのブースが設けられ、来場者たちは急いでお目宛のコーナーに向かいました。

今年も京花協は販売会・展示・大装飾への出展、イベントのお手伝いにと大忙し。販売会では全般的に春の日照不足問題のために花の価格が高騰する中、普段使いでありながら品質のよい花を選び、値引きはせず適切な価格でいいものを売る販売方法に務めました。花を横にせず、立てたまま売るスタイルを選んだのも品質保持に役立ち、甲斐あって2日目の午後にはほぼ売り切れ状態でした。

青年部も昨年に引き続きファミリー層を意識した体験型の装飾花を展示。東北新幹線開通を記念したそのディスプレイは実際に走る新幹線のおもちゃを組み込んだもので、小さなこどもに大人気でした。 展示作品では花器統一のギフト、「明るい未来」をテーマにしたテーブルディスプレイ、組合全体から出展者を募ったウィンドウディスプレイの3種でフェアを盛り上げました。近年、組合に参加された方の作品も多数出展され、たいへんフレッシュなコンテストになりました。従来と異なる点としては、ギフト作品の上代を設定せず、各自が自由にかつ、実用性のあるテーマをそれぞれ設けることで個性を競い合いました。

これまで、どこか高齢者層向けのイベントとしてのイメージが強かった当フェアですが、今年新たに加わった「花いけバトル」、「キッズフラワーコンテスト」の2つの企画で流れが大きく変わりました。花いけバトルとは、同じ制限時間、同じ器、同じ花の条件で、観客の目の前でバトラーが花を生け、観客の多数決によって勝敗が決まる、とてもシンプルでシビアな花のコンテストです。京花協メンバーの中からは青年部長の小谷さん、中京支部・花工房の辻さんが参戦し、熱い戦いを繰り広げました。他府県のフローリストの参戦もあり、たくさんの花のプロが観戦に訪れ、立ち見がでるほどの盛り上がりようでした。一方、翌日曜に行われたキッズコンテストでは花育をかね、小学校高学年の生徒たちがかわいいプードルのアレンジ作りをコンテスト形式で学び、花の素晴らしさがこどもたちとそのお母さんへと伝わるほほえましいイベントとなりました。参戦するこどもたちを応援しようと、保護者の方がフェアに足を運ぶ流れもうまれました。

年々減少傾向にある入場者数も昨年より500人増の21000人。3月下旬にもなると農林振興室には早くも問い合わせの電話が入るほど、京都市民のみなさまにすっかりおなじみのイベントとして親しまれています。京都市内の1家庭あたりの年間切り花消費量は全国的に見ても高いほうですが,それでも年々低下傾向にあります。初めてアレンジを体験した小学生から花のプロまでを惹き付けることに成功した今フェアー。京都の切り花消費と花文化に一石を投じたと確信できる2日間でした。

近畿農政局長賞

京都府知事賞

米田花店 米田 和央

岩城生花店 田村 和哉

 

京都市会議長賞

京都市長賞

京都商工会議所会頭賞
花POT 浦方 宏之
井上花壇 井上 博司
花九 吉田 忠史

 

京都市農業振興協議会会長賞

京都新聞社賞

KBS京都

京都市花卉振興協会会長賞

ブルーメガルデングランツ 宮崎 篤
木村花店 木村 一久
花苑アイチ 加守田 満美子
なかやまフローリスト 中山 勤