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昨年に引き続き、今年も京花協が祇園祭に文字通り花を添えました。

恒例の松本先生による講習会でしっかり腕を磨いた青年部員が、祇園祭の活け込みにのぞみました。もちろん、今回も地元・舞鶴産の檜扇を使います。

昨年は市長室のみだった活け花贈呈も、今年は知事室をもお訪ねすることがかないました。

鉾町への活け込みは青年部を中心に、先祭りで伯牙山・郭巨山・綾傘鉾・岩戸山・蟷螂山・占出山・舟鉾の各町内と、今回新たに祇園祭ギャラリーでの展示も加わり、より多くのひとにお祭りと花の関係や意味、そして京花協の活動を知っていただくことができました。

また数量限定で魔除けとしての文字と組合名を記した紙で包まれた檜扇の切り花も放下鉾町会所と祇園祭ギャラリーの2ヶ所で無料配布され、訪れた観光客は珍しい伝統の花を手に「きれい!」「縁起がいい!」と大喜びでした。

京都という恵まれた地を背景に、小規模ながらも産地・流通・小売り・消費者、携わるひとびと皆に喜ばれる理想的なサイクルが生まれつつあります。そして、来年はさらに一般の方に檜扇を知っていただくための新たな試みも企画されています。京都の伝統花のニーズを是非、盛り上げて行きましょう!