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あけましておめでとうございます。皆様方におかれましては新玉の年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。旧年中は、組合運営に対し、格別なるご厚情とご理解を賜りましたこと、心よりお礼申上げます。

 昨年、46回を重ね組合の年中行事の大きな柱でもありました市民フェアが、京都市の予算縮小の対象となりついに中止となりました。京都生花さま、花き振興協会ほか多くのみなさまと協議の結果、新しいイベントとして、秋の東寺を会場に「京の花絵巻in東寺」が開催されました。

 昨今話題の花いけバトルの決勝戦や、いけばな協会による生花の展示や即売会と並んで京花協も青年部を中心に、トップフローリストによるデモンストレーションとヘアーメイクアップサロンを開催いたしました。当日はあいにくの天候で客足にも恵まれず大変残念 な思いをしましたが、フローリストもスタッフも熱意を持って臨んでくれたことは組合の大きな誇りです。  

花育の一環事業であるキッズコンテストも昨年は京都駅前広場での開催となり、多くのギャラリーを前に、40名の小学生がご家族の熱い声援のもと、プロを驚かせるような自由なアイデアで素晴らしいアレンジを披露してくれました。このコンテストは今後の大きな継続事業の1つとなります。皆様のご協力をお願い申し上げます。  

花き振興法によるイノベーション事業においては、京都産の伝統花・宮津のひおうぎの生花を前年通り市長室と祇園祭の多くの鉾町にお届けした他、今年は知事室にも展示して頂くことが叶いました。試験的に行った切り花としての配布も大変好評で、今年は各加盟店においての販売を考えております。ひとつの花を中心に、産地・流通・販売・伝統観光がうまく繋がった良い事例となりました。今後は、ひおうぎ以外の京都産の花を周知していきたくアイデアを求めているところです。  

フローリストとしての基本を第一に、第15期を数えました訓練校も、このたび大きくリニューアルの上、本年5月からの開講となりました。評議員で時間をかけて検討した結果、講師の先生方を技能士会会員に求め、実技を中心とした短期集中コースとし、コストと授業時間の両面で、より参加しやすい授業内容となりました。詳しくは当新聞紙面でも紹介しておりますので、どうぞご覧下さい。多くの方のご入学をお待ちしております。  

最後に、以前より多方面から検討を重ねて参りました支部改革につきましてご報告申し上げます。みなさまにアンケートのご協力をいただき、理事会で集計いたしました。数の上では廃止賛成が存続を上回りましたが、廃止・存続、どちらの立場からも貴重なご意見をたくさん賜りました。本年は選挙年でもあり、従来通りの制度で役員を選出し、新しい役員のみなさまとさらに慎重に検討を重ねることと致しました。皆様には、引き続きご意見を求めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。  本年も変わらぬお引き立てのほど心よりお願い申し上げますとともに、皆様方のご健勝とご発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。