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行楽シーズンを迎えた11月18日、岡崎公園で初の「お雑煮と京野菜の食文化フェア」が開催されました。

会場には市内の農林産物が大集合し、農林業や食文化の魅力を発信するたくさんのブースや飲食店の屋台が多数の出店され、多くの人でにぎわいました。

京花協では「京の花ものがたり」の一環として午後二時よりイベントステージにおいて京野菜を用いた作品造りを披露。 花工房よりベロニカ・ケラーさん、木村花店の木村一久さん、そしてブルーメガルデングランツの宮崎篤さんの3名がそれぞれブーケ、アレンジ、リース等各5点ずつ15点を制作するパフォーマンスを行いました。

司会は市民フェアでもお馴染みの蜷川さんが担当、さらにコメンテーターとして花政の小林真由美さんも加わり、フローリストの素顔や作品の特徴がわかりやすく紹介され、ステージ運びとなりました。

ゆずやカブラを使ったアレンジに、九条ネギを使った斬新なブーケ、万願寺とうがらしを配したリース、器には土鍋を用いるなど花と野菜の意外な組み合わせや色合いの美しさ、作品の可愛らしさはもちろんのこと、フローリスト達の手際の良さ、ステージのすべてに感心の声が上がり、「あれ欲しい〜」「いや、アレが可愛い!」というストレートな反応にフローリストのやる気もがぜん盛り上がります。

作品作りに用いられた野菜は当日、会場で調達した物ばかりということもあり、ステージ全体の盛り上げにも一役買っていました。 この日ステージで造られたすべての作品は最終的に抽選で観客にプレゼントされ、最初から最後まで関心をひきつけてやまない素晴らしいプレゼンテーションとなりました。

作り手、スタッフ、観客の全員で花を楽しむ、心に残る秋の一日となりました。