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新年を前にした恒例の「若松のお生花講習会」、枝の見極めが苦手な方もまだまだ多いのではないでしょうか。

どうしたら花屋にとってよりわかりやすく、スムーズに活けられるだろう…と常に試行錯誤する松本先生が新しい活け方を公開!

枝の役割より「長さ」を重視した方法で、寸胴の高さを元に、7本の枝を具体的な長さに切り分けるところから始まりました。

また、本来は枝の最後を斜めに切り、寸胴に沿わせる形を求めますが、新スタイルではすべての枝を寸胴の底まで入れます。これにより7本の枝全体が安定し、形が整えやすくなります。

先に完成させた「ブーケ」に合わせるかたちで股木をはめて固定させます。

参加したみなさんに感想をうかがうと「やりやすい」「簡単」と大好評。見ればわかるテキストは毎年保存しているひとがほとんどです。お隣と教え合いながら、難しい場面では実際に手直しを頂きお従来より遥かに早い活け上がり
になりました。

生活スタイルや住宅事情の変化はあるとはいえ、やはりお正月には「伝統」を取り入れたいもの。 講習会で身につけた技を発揮して、お生花のあるくらしを提案してみましょう。