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11月5日、神奈川県・花菜ガーデンにおいて第42回全日本花卉装飾技術選抜選手権大会が開催され、各地から予選を勝ち抜いた26名の選手が集いました。「クリスマスギフト〜海と花風をまとって〜」と題された持ち込み作品と一部サプライズの公開競技、ボディデコレーション・バックの装飾の3競技での採点となりました。

 

京都からは永山岳史さんと米田和央さんが参戦し、それぞれ金賞(関東農政局長賞)と銅賞に輝きました。

 

今回は、持ち込みアレンジ、ボディデコレーション、サプライズのバックデコレーションの3点での審査となりました。

 

持ち込みアレンジはテーマ「GIFT OF Xmas」ボディデコレーションのテーマ当日発表(結果「デート」でした。)

 

持ち込みアレンジはXmasなので、リースとツリーを取り入れたアレンジを作ろうと思い作りました。どちらか1つのテーマで作るほうがわかりやすかったのかな?と思いました。また、私の作品が花の枝がや花の輪数などさばいてさばいて行くアレンジなので、少しさみしい感じのするアレンジだったかなと思います。

 

ボディデコレーションはウェディングをイメージしてデザインを考えていたので、テーマ「デート」になり自分の考えていたデザインだとテーマにそぐわないと思い、微調整しました。初めてのボディデコレーションでしたが、花の扱いが普通のアレンジとは違い、色々と楽しくチャレンジできたかなと思います。

 

昨年の失敗を糧に今年チャレンジしていたので、準備の段階でしっかりと考えやデザインをまとめて参加できたのが今回の好成績になったのかなと思います。

 

特に1つの1つのやるデザインのできるまでの時間については確認してやりました。

 

昨年の失敗をふまえ今年にかけて作品を作るうえでの時間配分、一つ一つのデザイン制作に使う時間など少し細かく時間配分を考えました。

デザインもなんとなくその場で対応する漠然とした細部の部分をなくし、自分なりの考えが及んでいるデザインにしていきました。結果、その場でどう挿していこうと考えると時間を減らすことができたのかなと思います。


 

従来、京都市内全域からお届け先を募集してきた各企業さまへのアレンジ花キャンペーンですが、花材がひおうぎであることから、時期的にも祇園祭との関係が深い河原町商店街さま限定で対象を絞りました。

今回の種目は 1 持ち込みアレンジ200点 2 ボディデコレーション200点(花材資材サプライズ) 3 バッグの装飾100点(こちらは当日追加で発表されました。)

合計500点満点です。2と3が当日の競技です。

 

先ず持込みアレンジの方は、花キューピットの近畿予選に2週間前に出場しておりましたので、そこからの準備期間が少なかったこともあり、100%満足出来る内容のものを制作できませんでしたが、審査員さんの評価はそこそこ良かったみたいでした。(156点 25名中8位)

 

本命のボディデコレーション、バッグの装飾の競技ですが、前日までに何度かトルソー(マネキン)に自分なりに花材を予想して練習しましたが、ボディデコレーションは初めての挑戦でしたので、何が正解か分からず手探りの状態でした。デザインはある程度決まって、時間内に完成出来る感触はつかんでいました。

 

当日の花材は少し予想とは異なりましたが、冷静に時間内で予定の80%の完成度にはなりました。ですがもう少し完成度上げたかったです。

 

終わっての感想は、全国大会ともなると皆さんレベルが高く(いつも分かってはいますが…)普通に完成しただけではなかなか厳しいです。

それぞれ出来栄え良いものが多い中で、より個性、完成度、テクニックが求められてます。トルソーに巻く黒の布の使い方、花の特徴や色やバランスの取り方、小物の資材の使い方どれをとっても上位入賞の方は感心させられました。  ですが同時に紙一重な部分も沢山あるとも思えたので、これからも挑戦し続ける気持ちは変わらないですし、次回出場できた時に向けて練習あるのみです!

 

次回は得意の花束競技があれば1位取りにいきたいです!